久々に本を読みました。表題の通りです。
この方の本は一時間で読めてしまいました。様々な名言が収録されており、教室にいくつか貼っておこうと思ったほどです。
例えば、「できない」わけがない。なぜなら「できるまでやる」から。
チームのレベルは、中間ではなくトップに合わせる。
自分の心を感動させられない人間が、他人の心を動かせるわけがない。
などです。
もう一つこの本を読んで感じたことは、井村さんはゆとり世代をよく分析されているということです。以下抜粋。
私は、「チームワーク」という言葉ほど、手抜き人間を生み出す言葉はないと考えています。今の若い子たちは、「チームワーク」と「絆」という言葉が好きです。でも、裏を返せば、もし自分が何か失敗をしても、誰かがそれをカバーしてくれると思っている。自分の苦手なことや短所を、まわりの人が補ってくれると思っているのです。
確かに私もそんな考え方を持っていました。大切なことはそれぞれが100パーセントを出せたらきっと結果は付いてくるということです。井村さんは「チームワーク」について批判的な意見を述べているのだと思っていました。しかし、私たちの「チームワーク」の考え方が良くないという指摘であることに気づきました。私たちはそれを、できる人ができない人を教えたり助けたりすることだと思っています。でも井村さんは、一人ひとりが全力を出し切ることで、できない人をなくし、より高いチームワークを生み出そうとしていることが大切だとしています。
どのような形が良いのかは自分で考えなければなりませんが、その志を行動に移したいと思います。