♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.86「玉音放送」※出校日まであと2日

おはようございます。
今日は終戦記念日なので
玉音放送の一部を紹介します。
80年近く前に
どのようなメッセージが
発信されたのか。
一部ですが載せておきますので
今の自分たちに置き換えて
考えてみてください。
 
おもうに今後、帝国の受くべき苦難は
もとより尋常にあらず。
なんじ臣民の衷情(ちゅうじょう)も
朕よくこれを知る。
 
これから日本帝国が受ける苦難は
並大抵なものではないだろう。
国民の気持ちも、私はよくわかっている。
 
しかれども朕は時運のおもむくところ、
堪え難きを堪え、
忍び難きを忍び、
もって万世のために太平を開かんと欲す。
 
けれども私は、
時の運が向かってしまったところに従い、
耐えられないことにも耐え、
我慢できないことも我慢して、
それによって子孫のために
太平の世を開いていきたいと思うところである。
 
朕はここに国体を護持し得て、
忠良なるなんじ臣民の赤誠(せきせい)に
信倚(しんい)し、
常になんじ臣民と共にあり。
もしそれ、情の激するところ
みだりに事端をしげくし、
あるいは同胞排擠(はいせい)、
互いに時局をみだり、
ために大道を誤り、
信義を世界に失ふがごときは
朕最もこれを戒む。
 
私はここに天皇を中心とする
秩序を護ることができ、
真心を尽くしてくれた国民を信頼し、
常にあなた方国民とともにある。
もし、感情のままに事件を起こしたり、
同胞が互いに陥れたり、
社会情勢を混乱させたりして、
道を誤り、
世界の信用を失うようなことになれば、
それは私が最も戒めたいことである。

令和4年8月15日(月)

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