どうしても気になったので話題にします。表題は誤用です。過半数は、もともと半数を過ぎる、つまり半数を超えた数のことを指します。そして、過半数という文字を見れば誰でも半分以上であることが分かる便利な言葉です。
ただ今回の都議選のように、ある政党が大勝した場合、単なる「過半数」ではその勢いを表しにくく、間違って「過半数を超える」が使われるようになったと言えます。
このように、便利な言葉で意味合いが広範囲に渡るものは、確実に誤用となり得るのだと分かります。他にもそんな言葉があれば、また紹介いたします。ではみなさん、ごきげんよう。