♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.21「地震はどこまで予測できるか」(出校日まであと10日)

おはようございます。
最初にお知らせです。
①共通テスト模試おつかれさまでした。
 自己採点を忘れずに。

②明日から学校もお休みになります。
 公共施設もお盆休みになる中、
 環境の確保を心がけてください。
 私は明日から3日間お休みします。

本題です。
昨日宮崎県を震源とした地震が起き
南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が
発令されたのは皆も知っていることと思います。
私のコメントでも5月あたりから時々
地震に警戒という旨の情報をちょこちょこ
流していたので、さして驚きはしませんでした。
さて。まずは南海トラフ地震臨時情報について
基本的な知識です。
これは静岡から宮崎県沖にかけての地域で、
M6.8以上の地震や通常と異なる現象が
起きた場合に発令されるもので、
「警戒」が出た場合は2時間から
1週間から備えを確認しつつ
対象地域では避難することが求められます。
今回出た「注意」では備えを確認するに
留まりますが文字通り注意は必要なようです。
「調査終了」が出た場合は、緊急性はないものの
確率が低いだけで起きる可能性は残されている
というもので、何とも中途半端だなという
感じが否めません。
いろいろ調べてみるとこんなことも
分かりました。
去年の12月から1月にかけて
三重県沖でスロースリップと呼ばれる現象も
起きていて、4月17日に愛媛県(豊後水道)で
震度6弱も起きていたので、
地震の活動期に入っていることは
よく分かります。
ただ、こんな中でもどこが危ないという
話が出てこないのは、やはり場所の特定までは
難しいからだと思います。
私が警戒してみているのは
能登半島、東北から関東ですが、
そこには大きな動きは見られません。
(最近小さな地震は多いです)
過去の歴史から行くと、
南海トラフ地震は、
1923年関東大震災(首都直下型地震
1933年昭和三陸地震東日本大震災?)
の後に起きているというデータがありますが
我々の経験から、東日本大震災が10年以上前に
起き、首都直下型地震はまだ起きていないことが
分かります。
どこで起こるか分からないからこそ
いまいちど水や非常食、
停電になったときの熱中症対策などが
必要だと思います。
最後に、
地震を過度に恐れることは得策ではありません。
いつ来てもいいように、備えておく。
備えあれば患いなしです。
冷静に情報を分析しつつ
日々を過ごしていきましょう。
しばらくお休みをいただきます。
みなさん頑張ってください。
100日チャレンジは継続しています。
メンバーは頑張りましょう!

令和6年8月9日(金)

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