♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.16「ユダヤの法則で思うこと」(出校日まであと15日)

おはようございます。
最初にお知らせです。
①共通テスト模試が本日となりました。
 共通テスト模試で大切なのは時間配分と
 体力配分です。
 生活リズムを整え、どのように戦うか
 作戦を練りましょう。
 自己採点シートなど詳細はのちほど
 アップします。

②隙間時間の使い方について
 今年の夏の目標は
 「寸暇を惜しんで問題を解く!」
 英単語帳や、句形マスターシートを
 持ち歩くのも良いですが、
 スタサプをスキマ時間に取り組んで
 基礎学力を定着させましょう。
 スキマ時間を制す者が受験を制す!

③夏休みの記事はアーカイブに残しています。
 気づけば3年目ですから、過去2年分も
 見えるようになっています。良かったら
 ご覧ください。

本題です。
およそ1年前にこんな記事を書きました。
(ユダヤの法則についてです。)
世の中は、78:22で成り立っているのだそう。
例えば、人の体を構成している成分は、
水分が78%に対してそれ以外の物質が22%。
地球の海と陸地の割合は、海の78%に対して陸地が22%などです。
これを"頑張り"に置き換えてみましょう。
私たちの頑張りはどんなに踏ん張っても78%
だから、できなかった22%を振り返って、
どう今後に活かすかです。
この内容についてしばらく考えて
とある2つの大切なことに気づきました。
全体から見た自分という視点で
この話を考えてみると
1つは、自分がどちら側に位置するかを
客観的に見ることは難しいこと。
もう1つは、それが自分にとって
メリットのあることなのか判断するのは
難しいことが見えてきます。
1つ目について、こんな記事がありました。
荻上チキ氏が「立場」について
話をしていました。
すかさず録音し、
何度か聞き返して、
文字おこしをしました。
以下、私用に文字おこししたものから、
一部抜粋して紹介します。

多数派と少数派を誰しも行き来するんですよね。
ずっと多数派の人もいなければ、
ずっと少数派の人も、
いないと願いたいんですけど、
例えば男性でお金があって、
でも、怪我をして障害者になって、とか、
お金がなくなって、とか、
色んな立場を行き来する可能性がある。

https://fs-ichikawa.org/tachiba/

これは物理的に少数派になってしまった
話ですが、「井の中の蛙大海を知らず」
パターンもありますね。
例えば、私の周りのほとんどが
専門学校へ進学するのかと思っていたら
全国の数字では約6割が大学へ
進学している…のようなことです。
そしてもう1つの方は
その立場が良いものなのかは
自分が決めることではあるが
その答えが分かるのは数十年後である
ということです。
正直私は、背伸びして大学進学を目指すことが
正義であり、自分の成長にもつながったと
感じるため、皆にも伝えて続けています。
ただ、そうでない経験をしていないので
背伸びしないことで後悔したという声を
生徒からたくさん聞くばかりで
体感としてはありません。
最後に決めるのはあなた自身ですが、
どうせやるなら頑張った方が面白いと
私は思いますよ。

令和6年8月4日(日)

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