♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.2「コミュ力が高い人とは?」(共テ模試まであと14日)

おはようございます。

最初にお知らせです。


①公民の先生より、
 
アンケートの依頼が来ました。
 
データを集めて、
2学期以降の授業作りに
 
役立てるためのものだと思いますので、
 
このメッセージを観た瞬間、回答するよう
 
協力をお願いします。
 


②隙間時間の使い方について
 
今年の夏の目標は
 
「寸暇を惜しんで問題を解く!」
 
英単語帳や、句形マスターシートを
 
持ち歩くのも良いですが、
 
スタサプをスキマ時間に取り組んで
 
基礎学力を定着させましょう。
 
スキマ時間を制す者が受験を制す!


③夏休みの記事はアーカイブに残しています。
 
気づけば3年目ですから、過去2年分も
 
見えるようになっています。良かったら
 
ご覧ください。


本題です。
昨日”鬼合宿”に参加し、
多くのことを学びました。
各教室で掲示していたものですから
その名前自体を聞き覚えのある人も
いるかと思います。
今日一日では伝えきれないと思うので
3回に分けて伝えられたらと思います。
○なぜ弟はいない?
次の答えを考えてください。
京都に住む銀行員には福岡に住む
銀行員の弟がいる。
しかし、福岡に住む銀行員の弟には
兄はいないという。
なぜでしょう。
私はこの話を見たときに、
福岡に住む銀行員の弟は、
兄がいることを知らず
長年生きてきたという生き別れの兄弟だ!
と思ったのですが
とんだ勘違いでした。
正解は、「お姉さんだから」
問題文に男性の絵文字を使うと、
どうしてもこの話の兄弟は男性だと
勘違いしてしまい、
そこから妄想が生まれます。
コミュニケーションでは
この先入観や思い込みが起こらないように、
双方向でキャッチボールをすることが
大切だと言います。
私がここに書いている内容も
もしかしたら勘違いして捉えている人も
いるかもしれません。それを質問しながら
お互いに理解し合えるよう
努力するプロセスこそが
コミュニケーションなのです。
よく「コミュ力の高い人」は「話のうまい人」
だと勘違いされますが、そうではありません。
例えば、相手の話を全く聞かず、
ひたすら自分の意見を言い続ける人は
さっきのコミュニケーションができていると
言えるでしょうか。いや言えません。(反語)
むしろ会話の破壊王(デストロイヤー)で
あることに気づかないからこそ、
よりたちが悪い人だと言えます。
講師がおっしゃった
コミュニケーションで大切なことは
①相手が伝えようとするとき、
 相手の顔を見て先入観を持たず受け止める
②相手の話を聞くときに、
 頷き、相槌、笑顔、目線を合わせる
聞き手としてこれができれば、
お互いに話しやすい雰囲気が生まれ
自然とコミュニケーションが
上手くいくのだそう。
最後に、入試でこのコミュニケーション
(面接、体験授業、グループワークなど)が
入っている人は、
”特に”今日から少しずつ意識して
人の話を聞いてみてはいかがでしょうか。
どの人にとっても大切なことですけどね。



令和6年7月21日(日)

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