♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

「何となくこうらしい」=「先入観」から離れよ

おはようございます。
昨日の進路講座は大変有意義でした。

今から少しだけ紹介しますが、
直接進路に関わる話を多く聞けたので
できる限り還元していきたいと思います。

その前にお知らせです。
①明後日に奨学金説明会(11:40-12:10)と
専門学校ガイダンス(13:00-14:50)があります。
 奨学金説明会は参加に◯をつけた人
 ガイダンス参加者は名簿を作成しているため
 数日前のteamsに番号がなくて
 専門学校志望の人は私まで。

②専門学校志望の人、6/1からエントリー開始ですが、
 本校では例外を除いて保護者会までは
 エントリーを許可していません。
 今日もオープンキャンパスへ行く生徒も
 いると思いますが、気をつけてください。
 今は比較検討の時期です。

③隙間時間にスタサプを使った復習をしましょう。
 私も古典文法の復習に使っています。
↓復習、受験勉強に使いましょう↓
https://learn.studysapuri.jp/ja/login
↓リスニング対策はこちら↓
https://app.eigosapuri.jp/es/

④1週間以内にどこかで震度5強以上の地震
 起きると言われています。
 特に大分愛媛付近、和歌山から石川新潟、
 千葉から青森、秋田から北海道で
 地震活動が活発です。注意しましょう。

本題です。
私たちは「少子化」と言われている国に住んでいますが、
どれほどの少子化か説明できる人はほとんどいません。
これをデータから紐解いていくと、次の通りです。
日本の出生数の推移の長期間グラフ(クリーム)
日本の出生数の推移のグラフ(長期) | グラフストック / グラフや表が無料で使える (graph-stock.com)
graph-stock.com

今の保護者世代を仮に1975年生まれとします。
だいたい200万人ですね。あなたが生まれた年に近い数値は110万人。
先日の発表では76万人に減ったと言います。
こうやって客観的なデータから、自分の知識をアップデートしていかないと
先入観で物事を語るようになってしまうと言います。

また、こんな話もありました。
univ-journal.jp

今は選ばなければ誰でも大学に入れる時代です。
でも、今後40万人近くの高校生が減っていく中で、
これらの私大はどうなるでしょうか。そうです。潰れていくのです。

でも進学率を見てみると、

大学進学者は6割に迫り、進学は合わせて84%
つまり、進学すること自体に価値はなくなってきて、
その後進学先で何に取り組んだのかで人生が
決まると言っても過言ではありません。
昔は大学を名前で選べば問題ありませんでしたが、

今はいつでも定員割れの危機にさらされ、
運良く合格できても、何もせずに過ごして
就職できずに苦しんでいる大学生が多く出ています。
偏差値が高ければ就職に有利とは限らないのが
それを物語っていますね。

2023年実就職率ランキング | 大学通信オンライン (univ-online.com)univ-online.com

今は正しく志望校を見極めて
どのような力が求められているかを過去問から知り
基礎力を付けていく時期です。
また、情報を正しく読み取り、正しく得るためには
どんなことが必要かを学ばなければなりません。
その辺りは、7月20日に吉田先生から勉強してきます。
特に芸術系志望の人を中心に声をかけます。
一緒に行きましょう。

令和6年5月19日(日)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。クリック応援も引き続きよろしくお願いします。
↓↓↓
にほんブログ村 教育ブログへ