♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【部活動】あと何日で引退か

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▼ 高校は早い
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 中学校の部活動引退は、中総体(中学校総合体育大会)であって、7月上旬あたりのイメージを持っています。しかし、高校生の引退は、総体予選が4月にあるため、引退までの日数は数えるばかりとなった今日は、明日生徒に話そうと思っていることや、この時期特有の雰囲気について書いていこうと思います。

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▼ 実際、何日?
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3/27(日) 大会
3/31(木) OB戦
4/3(日) 半日練習
4/8(金) 授業後練習
4/10(日) 午前3時間練習
4/16(土) 昼3時間練習
4/17(日) 午前練習試合
4/19(火) 授業後練習
4/20(水) 授業後練習
4/23(土).24(日) 総体

 つまり、あと10日で引退です。
 

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▼ 本来ならば手厚く
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 本来ならば総体まで毎日のように練習したいところですが、この時期は入試期間と、来年度に向けての準備期間が被っているため、思うように練習が組めません。自分が行けなくても練習だけ組んでおけば良いのでは?という意見もあります。ただし、そうすると違ったリスクが伴います。
 一番は、練習中の怪我です。私のような未経験の顧問であっても、見ているかどうかで生徒たちの意識が変わります。いくら自分たちだけでできると言っても、どこかで気の緩みが出てきてしまって、怪我が起こりやすくなるのです。
 また、本番に向けて力が入りすぎて、トラブルが起こるのもこの時期の特徴です。ヒートアップした時に抑えられるのは、いつもいる顧問の役目です。多少のトラブルは目をつぶりますが、マネージャーに雰囲気を聞きながらモチベーションをコントロールしていく必要があります。


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▼ あくまで”気づき”を
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 中学校の勤務時代に強く感じたことですが、この時期には強い口調での指導は不要です。気持ちの上で上手く調整できていない生徒が多ければ、活を入れる必要があります。でも、それ以外の時には、今の自分たちの実力や雰囲気を気づかせることに徹して、求められれば技術面の指導を、そうでなければひたすら気づかせる言葉がけをしておけば良いと思います。気づきは生徒の意識を変えます。この時期はひたすらこのことに心がけていこうと思います。
 今回はこのへんで終わります。新年度が始まれば嫌でもたくさんの経験をご紹介できると思います。来年度もよろしくお願いします。


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