♯黒板エッセイ

【毎日更新】#黒板エッセイ 【毎週更新】教員志望必見!高校教師、現場の声

教員10年目。メッセージを毎朝6:30に更新しています。生徒向けに書いたメッセージはInstagramでもアップしています。#黒板エッセイ

NO.45「”え聞かざりけり”の本当の意味」

おはようございます。週末はいかがでしたか?何人も一生懸命に取り組んでいる中で、金曜日にあのような話をしたのは、少し心苦しい気もしましたが、この問題に向き合わなければ真面目にやりたくてもやれないという状況が続きます。頑張ってみんなで解決していきましょう。
伊勢物語の芥川で「え聞かざりけり」という表現が出てきたことを覚えていますか?雷が激しくなっていて、女性の声を聞くことができなかったシーンです。ここで「聞こえなかった」と訳すのは違うよと言ったのは訳があります。男は高貴な女性を守り抜くため、あの夜、どんな敵からも守ろうとしていました。当然、周囲に目を向け、音に耳を傾け、何としてもこの夜を乗り切るんだという強い気持ちで夜明けを待ちました。それでも女性は鬼に食べられてしまった。これを「聞こえなかった」とするのは、気持ちがあまりにもなさすぎるように思うのです。授業中よく聞く「聞いていませんでした」はどうですか?何とか内容を理解しようとしている人は「聞くことができなかった」なのでしょうが、この人は「聞こえなかった」という気持ちになっていないか心配です。


令和3年6月14日(月)

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