♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

【中高生向け】継続は力なのか

おはようございます。今日で5月も終わりですね。空白の…なんて言われることがあるかもしれませんが、そんなことはありません。何もできなかったという後悔も、よしうまくやれたという充実感も、何一つ無駄にはなっていません。無駄だと思えている時点で無駄ではないのです。

私が中学1年生の担任をしていた時に、1年1組の生徒へ向けた言葉が「継続は力なり」でした。何事も続けていれば自分の力になるというこの言葉は、自分に向けた言葉でもありました。事実、このブログはコロナ禍前は10人ほどしか見てもらえていなかったのが、最近は安定して50件以上見てもらえているし、150を超えることだってあります。ただ、自分の力になったのか?と聞かれると、文章が上手くなったとは言い切れないのが事実です。

最近は納得のいく文章が書けていません。まるで、毎日英単語だけを5回ずつ書いて、覚えた気になっているかのような感覚です。毎日書くと文章の質が下がり、週一度にすると毎日読んでくれている人を裏切ることになる。だから継続って本当に「力なり」なのか、とても疑問に思うようになりました。

ここからは特に受験生に読んでもらいたいのですが、私は1つのことに改めて気づきました。それは疑問をもちながらの継続は、効果が薄いということです。自分は成長するんだとか、確実に力が伸びていると思って続けていることは必ず効果が出てきます。だから、今やっていることは本当に正しいのかとか、大丈夫なのかと疑問をもちながら勉強をやっているのだとしたら今すぐにやめなさい。そして、自分が本当に信じられる方法がどうかを立ち止まって考え、決意を固めて継続しなさい。迷うなら今。悩んで悩んで、決めたことをひっくり返すのは今回で最後。そう思ってスタートを切りなさい。あなたの挑戦を私は応援しています。また、私の挑戦は今日新たにスタートしたのでした。

 

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