♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

『自己管理と他者意識』

おはようございます。本日は出勤していますが教室棟が閉鎖されているので、ブログ更新のみとなります。昨日一日年次休暇を取りながらも、試しに在宅勤務にチャレンジしてみました。しかし、朝起きる時間は崩れ、途中の昼寝を挟み、休憩と称して韓国ドラマを観る始末…。自分で自分を管理する難しさを感じたのでした。こうやって毎日ブログを更新しているのも誰かが見ているからこそ。だから自分を管理するためには、誰かに見られているという感覚が必要なのかもしれませんね。

昨日、YouTube林修先生のセンター国語の概観を説明した動画を観ていました。そこで取り上げられていたのは、評論・小説ともに「”遠い”他者」の理解力や想像力でした。”遠い”というのは、自分と立場や時代が異なる人を表します。この年齢になって、わかることが増えてきたものの、まだ20歳を迎えていない受験生にとって、家族観や夫婦観は想像しても難しいテーマです。でもそれを文章と向き合うことで補うことが重要だとおっしゃっていました。昨日、在宅勤務で一日中家にいることの苦痛を改めて実感することができました。これを生徒である皆さんは1か月以上も続けているのかと思うと、何とかならないかと思う気持ちが湧き上がってきます。いろんな想像力を働かせながら今日も勤務するのでした。