♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.191「新駅はダサい!?」

おはようございます。今日は震災から9年です。私たちも南海トラフ巨大地震で被災者になることが決まっています。避難場所やハザードマップを確認するなど、防災を考える1日にしてください。また今日から電話連絡を始めます。直接あなたに電話ができると良いので、もし予定がある人は親御さんにお願いして、これから送られるメールに希望の時間帯を明記して返信してもらってください。そういえば、県立高校では期間限定で部活動をしてもよいという方針が出されました。中学校の対応は決まっていませんが、今後週末から週明けにかけて、何か動きがあるのかもしれません。ただ、政府の言う通り、人が集まる大会や行事は以前自粛モードなので、特に修学旅行が心配ですね。

東京の山手線に新しい駅が誕生しました。「高輪ゲートウェイ駅」です。この駅の看板がダサい、見にくいと話題になっています。それは明朝体だからです。このサイトで分かりやすく説明されています。↓↓

https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/11452/

そもそも看板ではゴシック体が多く使われています。ゴシック体は視認性の高い、つまりぱっと見て何と書いてあるか分かりやすいという特徴を持ちます。今回この新駅で使われた書体は、可読性の高い、つまり文章が読み取りやすいという特徴を持ちます。

どんな場面でどんな書体を使うかは、最終的にはそれぞれの人の感覚によって決まりますが、パソコンを使うときには、どんな書体を使うと見やすいかを考える必要があるのだと改めて考えさせられたニュースでした。

 

令和2年3月11日 朝の黒板メッセージ