♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.172「雨に燻り、月は陰り」

おはようございます。学年末テスト初日を迎えました。気持ちの良い天気で、最高のスタートが切れそうな雰囲気を私は感じています。どんなテストでも必ず見直しを。ミスを限りなく0にすることが最も大切ですからね。

先日、米津玄師作詞作曲のぱパプリカを聴いていて、「燻り(くゆり)」という言葉が気になりました。雨が降っている中、遠くの風景がけむって、もやがかかった様子のことを指すのだそう。今、目の前がはっきり見えず、晴れやかな気持ちになれない時を表しているような気がします。でもそんなときにこそ、落ち着いて、今、自分ができることを考え、行動を起こすこと。これが大切だと思います。

 

令和2年2月12日 朝の白板メッセージ