♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.64「絶対に忘れてはいけないもの」

おはようございます。"ささっと"が終わりましたが、学校生活はあと2日間あります。特に今日は、クラスとして真価が問われます。昨日までのことを生かした1日になることを期待しています。昨日は久々に卒業生が遊びに来てくれました。中学時代の思い出話もたくさんありましたが、自分の将来についての悩みますを打ち明けてくれました。その人に対しては一言伝えました。将来へ向けてどんな経験をしたいかを考えよ。そうすれば今、どんな道へ進みたいかが見えてくる。あれ、一言じゃなかった。

記事を読んでいたら、南海キャンディーズの山里さんのtwitterのことが書かれていました。

「タクシーに乗って信号待ちしてると外から『おい来いって!山里がいる山里が!早く来い!山里いる!』と学生さんが同級生をよびながら、気まずいので挨拶したら指差して笑われた…こんな時って信号が永遠に変わらないのか?ってくらい変わってくれない…」

この出来事はもちろん悲しい事ですが、それ以上にその場のノリで相手の気持ちや影響を忘れ去って行動しているということが、何か引っかかるのです。自分のこととして、いろんな話を聞いていないと、人って同じあやまちを繰り返すのです。もう一度言います。今日はクラスとしての真価が問われます。

 

令和元年7月11日 朝の黒板メッセージ