♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

背番号発表(再掲)

内容が白紙でアップされていたので、もう一度初めから書きます。

 

レギュラーに選ばれた1年生と、レギュラーに選ばれなかった2年生を前に。

 

まず初めに、ごめんなさい。これは、選べなくてごめんなさいではなく、選ぶまでに成長させられなかった私の力不足に対するごめんなさいです。

私は中学校3年間、野球部でしたが、毎日ボール拾いばかりで、バットすら握らせてもらえませんでした。今でもあの監督を恨んでいます。だから、レギュラーになれない辛さは、誰よりもよく分かっています。

だから2年生を優先して出したい。そう思って今まで見てきました。でもこの間の試合での負け方を見て、このチームが一番良い雰囲気でやれるのは1年生の方だと考えました。

そりゃあんたたちを出したいよ。人一倍声を出して盛り上げようとしてくれる2年生は積極的に試合に出てもらいたい。個人で見ればそうなんだけど、全体になるとミスした時に暗くなったり引きずったりで、試合に出す覚悟が私になかったんです。だからごめんなさい。本当にごめん。

それからこの話を1年生にも聞いてもらっているのは、そんな悩みの中でもあなたたちを選んだということを分かって欲しいからです。きっと出るのが当たり前のメンバーにはこの思いは分かってもらえない。分かってもらえるように努力はするけれど、やっぱり分かりきってもらうのは難しいと思います。だから1年生のあなたたちには、分かって欲しかった。それだけです。

もちろんこれでメンバーは確定ではありません。キャプテンはレギュラーを固定するつもりだと思いますが、私はそうは思いません。チャンスがあれば誰でもと思っています。試合の直前まで全力でアピールしてください。

 

平成29年9月6日