♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

飲み会についての考察

先日友人のブログを読んで、何かモヤモヤした気持ちを抱えたまま数日間を過ごしました。昨日、信頼できる友人たちと食事をした時に思ったことがいくつかあったので書き記したいと思います。

友人のブログです。↓↓

 

http://www.meg2.net/entry/2017/03/11/171518

 

これから話す内容は、飲み会とはこうあるべきという理想ではなく、こうしてほしいという願望でもありません。

社会人として感じたことがあります。それは飲み会が2種類あることです。1つ目は、人との繋がりを増やす場です。全く知らない人たちと関わりを持ち、何かがあった時に「会ったことがある」ことで助けてもらったり仲良くさせてもらったりするためです。「ためです」というと、そのため「だけ」に、会に参加しているようなイメージを持たれるかもしれませんが、私は単純に色んな人と知り合いになりたい気持ちが強いです。私の業界のトップランナーの方々の話は面白いですからね。

2つ目は、本音を言う(聞く)場です。こちらが友人の話題にあがっていた内容です。お互いにこの場を有効活用できていれば不満はないのですが、それはほとんどないと思います。大学時代はひたすら、仲良しと潰れるまで飲んでいられましたが、社会人同士ではなかなか難しいのが現実です。私の周りには職場での「仲良し」がいるため今でもそういう飲み方ができており、貴重なのかもしれません。きっと話題になっていた「定期的に催される職場の人との飲み会」も本音を言う会に違いないのですが、それは自分たち若手にとってではなかったのだと推測します。「普段は中々言えないことを伝えて、相手がどう思っているのかを知りたい」「そもそもみんなとワイワイやって、普段のような気を遣いたくない」そんなことを思って上の世代は飲み会に参加しているのではないかと感じることがよくあります。感じることで参加しづらくなる訳ではありません。でも飲み会は、自分のような下の世代にとっては100%本音を言える場ではないし、言ってはいけないような気さえするのです。私が本当に信頼している先輩方との飲み会ならば、そんなことを考えないのですが。

飲み会は難しいですが、いずれは自分が煙たがられる存在になることは間違いなく、きっとその時に異なる世代の人と関係性を保つ方法の一つとして飲み会を選ぶのだと思います。どうすれば皆が心から楽しめる会になるのでしょうか。日々モヤモヤしています。