♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.194 犬も歩けば山開く

おはようございます。今日は6限に「10年後の自分」発表会を行います。10年先の自分なんて想像つかないことばかりですが、大切なのは現時点でどう考えているかを語れるかどうかということです。頑張りましょう。また今日から「チャチャっと」※再開です。みんなで声をかけ合って"完璧な予鈴着席"を目指しましょう。

今日の言葉はもちろん間違ったことわざです。正しくは「犬も歩けば棒に当たる」で、意味は

①物事をしようとする者は災難にあうことが多い

②出歩いていて思わぬ幸運にであうこと

の2つです。ここで今日の言葉を見てみると、何か行動した時に目の前にあった山、つまり乗り越えなければならない困難の中に、進むべき道や、やるべきことが見えてくるという意味になるような気がします。困ったことがあってもまず行動。そんな前向きさがこの言葉の本質のようです。

 

 

※チャチャっと授業準備をしよう週間の略。予鈴が鳴った時点で着席し、授業準備ができているかを隣の生徒が確認し、クラスごとで学級委員が集計するという企画です。

平成31年3月15日 朝の黒板メッセージ