♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

校内トレセン

久々に黒板に囚われない更新です。昨日は勤務校近くのお祭りでした。知らない高校生、教え子の高校生、教え子の中学生、高校勤務時代にお世話になった地域の方々、現在お世話になっている地域の方々など、あらゆる人と話をしました。もちろん献血もしました。やはり、つながりって大事だなって実感しました。

そういえば去年は何をしていただろうと思って検索してみました。そうしたら、実家でのんびりしていました。かしわもち、緑茶でいただいていました。一昨年はどうだろうと検索したら、これも写真が残っていました。「校内トレセン」をやっていました。

校内トレセンとは、JRCの精神を伝えるために3学年が合同で行うリーダーシップトレーニングセンターの略称です。当時役員だった私は、学校内の施設を利用して0泊2日で、2年生をHR担任とするHRを3つ作り、講義、実習、レポート作成を行いました。連休を部活に費やすとは、当時はなかなか狂っていたなと思いますが、これをやることで生徒たちが劇的に変わる姿を見て、続けられたらいいのになとも思っていました。

ボランティアで必要なことは、する側が人のためになったなという達成感を味わうことと、される側がこれからずっと続けて欲しいと願うことだと思います。現勤務校に配属されてからは、自分たちに必要だと思うことしかせず、人のために尽くすという発想のない生徒ばかりを見てきて少し残念な気持ちを抱いています。せっかく今年は、生徒を自由に動かせる立場になったので、とことんJRCの精神を伝え、人のために尽くすことが、巡り巡って自分のためになることを実感させたいと思います。