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丸読みの謎

高校生を相手にしていた時のこと。本文の音読の方法を彼らに聞いていました。

彼らは「丸読み!」と答えていました。「丸読み」とは、文の句点つまり「。」が来たら読み手が交代する音読法です。私はこの音読を中学校の先生が教えているものだと思っていました。小学校ではもっと他の方法があるのだろうと。

ついにそれを確かめる瞬間がやってきました。中学校1年生の音読の時間です。高校生同様に「音読ってどんなやり方がある?」と聞いたら、彼らは「丸読み!」と答えるではありませんか。冷静に考えてみれば小学校で習っていても何ら違和感はないのですが、それならば誰がこの「丸読み」を仕込んだのか。気になります。未だ解明していません。

中学校へ赴任してから、何をいつ身に付けるのかを強く意識するようになりました。私が授業を担当する1年生のクラスでは「敬語を使おう習慣」が担任の先生によって掲げられています。「そうか、敬語は1年生か。」そんな思いを抱きながら日々国語を教えています。