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クリスマス会

第2話です。

ボランティア活動に力を入れる生徒たちが挑む今年最後のボランティアが、クリスマス会の運営です。

この活動は、施設側のご厚意で生徒たちが10月の挨拶から数回の施設側との打ち合わせ、当日の運営まで全て自分たちで行なっています。(もちろん頻繁に情報を受け取り、必要があれば職員と連絡を取りますが、表向きには任せっきりです。)

この活動の凄さは、施設側の要望に沿って自分たちのやりたいことをどう実現していくかを徹底的に話し合い、行動に移していることです。レクをやって欲しい、ハンドベルを何曲やって欲しい、何時間やって欲しいなど様々な要望を聞き、今年はどんなことをするか決めていきます。

今日、その本番を迎えました。今まで準備してきたことを全てやり切りましたが、中途半端に時間が余ってしまうシーンがありました。その時、時間を稼ぐものとして彼らが予め手遊びを準備していてそれを披露したのです。また、ハンドベル演奏中にも単に演奏するだけでなく、曲にまつわるエピソードや小噺を混ぜて人々を楽しませたのです。他にも、そもそも利用者のニーズであった高校生との交流も積極的に行なっていました。レクやトイレ休憩など少しの時間を見つけては話しかけていき、多くの人々の笑顔を誘いました。

私は指導者として今日完成形を見たような気分になりました。これぞ理想のボランティア活動なのだと感服せざるを得ませんでした。細かく見ていけば改善すべき点はたくさんありますが、こういう働きができる生徒をこれからもたくさん育てていければなと思います。