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砂の女

今日は安部公房の作品です。

主人公は男。新種の虫を探しに来て、村人に騙されて砂漠で生活するようになる話です。驚かされたのが、比喩の多さです。

頭痛が、鉛のひさしになって、めのうえにずり落ちてくる

沈みかけている太陽を、クレヨン色にぼかし、あたりを乳色にけむらせているのは、ただ飛砂のせいだけではなかったのだ。

など、感覚や情景を様々な描写で表していて不思議な感覚に襲われました。

また、砂の中での息苦しさを感じたのもこの比喩の多さからかもしれません。読み始めて2日で一気に読んでしまいました。ぜひご一読を。