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泣くほど濃い6日間

全国の高校生が集まって、リーダーシップを養成するスタディーセンターが6日間のプログラムで行われました。今日は、その宿泊先である山梨からようやく戻って来ました。そして来年度は必ず涙を流すほど全力でぶつかると宣言していたこともあり、目の前の生徒たちに全力で挑みました。そうは言っても、別に何か熱いメッセージを語り続けたのではありません。各々に足りないものや集団に必要なものをひたすら気づかせるために工夫を凝らしたということです。
10のホームルームに分かれ、それぞれが無言の環境に置かれます。その環境を共有する生徒8人に対して、この空気をどうするか?ということを徹底的に考えさせました。また、プログラムの中で学ぶ様々な知識を応用して、その解決策も自分たちで見つけていきました。私から投げかけた言葉は、「ニーズって何?」と「自分の役割って何?」という、答えのない問いばかりでした。それでも生徒たちは、命令で人を動かすことのデメリットや、他人任せが集団のモチベーションの低下に繋がることに気づき、自分だったら何ができるか?先頭に立って集団をリードしていくことだけがリーダーシップではないことを学びました。
全国からリーダーシップを学ぶために集まり、再びモチベーションの低い環境でそれを還元していく。これはある意味では酷なことなのかもしれません。例えていうなら、劣悪な環境を変えるためにたった1人で挑んでいくのですから。でも、彼らは必ず実行してくれるに違いありません。なぜなら、この経験は「高校生活3年間を5泊6日に凝縮した」経験であって、その第一歩を踏み出しているからです。再び集まって同窓会を開催して、お互いに自分たちの環境がどう変わったかを語り合い、それぞれがそれぞれの県、学校を良くしていってくれることを期待しています。