♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

全国デビュー

今日は日本赤十字社本社へ出張でした。会場には、青少年赤十字に携わるプロフェッショナルがたくさんいて、かなり刺激を受けた。私も負けじと、質問したいこと、自分の分かることは全て言い切った。
青少年赤十字では自分でボランティアを企画するワークショップというものがある。私は今回、そのワークショップを主に担当しているため、自分の思い描くものをたくさんぶつけた。そして、各県でやり方が違うものを日本全国で統一したやり方にするためにはどうすればよいか?というハイレベルな問題とそれに対してのアドバイスを多くいただくことができた。
井の中の蛙大海を知らず」という言葉がある。身近な場所で満足していては何も起きないが、活動の幅を広げていけば当然自分よりもレベルが上の方がたくさんいることに気づける。正直そこでやる気を削がれることもある。でもその中で、自分がそのレベルについていき、そのレベルで更なる高みを目指していくことで、自分の成長に大きく影響を与えるのではないか、と感じている。
以前生徒向けの文章で、「類で友を作る」という言葉を使ったことがある。それは、「類は友を呼ぶ」の造語だ。意味は、よりハイレベルな環境に身を置けば、今までの自分よりも遥か上のレベルの方と交流でき、いつの間にか自分もそのレベルで考えられるようになるということだ。
与えられた仕事を、期待以上にこなすよう努力していれば、思いがけないハイレベルな境地に声がかかることがあるかもしれない。それが自分にとってプラスのことなので、これからもその努力は続けていきたい。