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御相伴に与る

皆さんはこの言葉知っていますか?読めますか?
恥ずかしながら去年初めて知った言葉でした。それまではごしょうばん、にあたると読んでいましたし、棚から牡丹餅的な意味だと思っていました。
正しくは、おしょうばんにあずかる、です。相伴というのは調べてみると、元々茶道の言葉だったみたいです。おもてなしを受けるメインゲストにお供で付いてきた人の事を相伴というらしいです。その人がおもてなしを受ける訳ではないけれども、おこぼれで自分もおもてなしを受けたことからこのことわざが生まれたと言われています。
この正月には我が家にお客様が来て、お酒や料理でおもてなしをします。その時にお相手をして、おいしいもの食べて儲けもん!みたいなニュアンスだと思っていましたが、実はこの使い方少しズレているのかなと思いました。
御相伴に与るとは、「私はこんな場所に参加できるような人間ではないですが、畏れながら参加致します」という謙遜で使う用法もあるようです。だから、儲けもん!というよりは、えっ!?私にももったいないですよ。いいんですか?という、日本人らしい謙虚な気持ちで使わなければならないかなと考えました。
日本語は伝わればどう使ってもいいかなと思っています。でも元々の意味を知ると、もっと謙虚に生きなければいけないなと気づかされることが多くあります。皆さんも正しい日本語をきっかけに、日本人らしい考え方に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?