♯黒板エッセイ

高等学校の先生になった人が最初に読むべきこと

生徒へのメッセージと出版予定の書籍原稿をアップしています。出版社は決まっていません。教員12年目

NO.24「テスト返却」

おはようございます。今朝、教室へ入ったら後ろのロッカーの上に英語の課題が置きっ放しでした。この後、英語係がどう動いてくれるか、期待しています。やはり先見しておかなければ、いろいろなトラブルが起きますね。

今日からテストが返ってきます。私は”今日からが本番”だと思っています。勉強で最も大切なことは、自らの弱点を知ること。定期テストはみんなにとって、今までの範囲がしっかりと理解できているか、先生にとってはどの範囲を重点的に教えればよいかをはっきりさせる意味があります。やり方は3限に説明します。自分と向き合って、今度のテストでは同じミスを繰り返さないように頑張りましょう。

 

令和元年5月15日 朝の黒板メッセージ

NO.23「3つの直し」

おはようございます。昨日中途半端な形で伝えてしまったので、改めてここで確認しておきます。

①解き直し

ゆとりがあれば最初から解こう。解くときに確実に○なのか、たぶん○なのか、メモをしておくと、後から復習しやすくなります。

②書き直し

急いでいると字が汚くなります。時間が余っているなら、キレイな字に変えましょう。

③見直し

5から10分で全員が行うこと。見直しができない人は、100%成績が伸びません。自分のミスに気づける人になろう。 

令和元年5月14日 朝の白板メッセージ

NO.22「時間の使い方」

おはようございます。中間テスト1日目です。今日、とにかく点数を取ろうという気合いが入った人は多くいると思います。 でも1学期中間テストでは全員次のことを心がけてください。

①50分間、用紙は裏を向けることなく、解き続け、見直し続けること。

②どう問題を解いていくか、時間配分や決めごとを作っておくこと。

では幸運を祈る!

 

令和元年5月13日 朝の白板メッセージ

NO.21「抽選申し込み開始」

おはようございます。テスト前最後の1日となりました。中間テストに向けて準備万端ですか?そして当日提出するものや、やっておくべきことはきちんと把握していますか?全ては先見から始まります。必ず今日中にやるべきことをはっきりさせておき、こつこつと進めていきましょう。

昨日から東京2020のチケット抽選申し込みが始まったのだそう。申し込みをしても必ずチケットがもらえる訳ではないですが、当選したら必ず買わなければならず、1年後の自分の予定を考えながら申し込みをしているようです。みんなは受験生ですから、何度も観に行くことはできないのかもしれませんが、一生に一度のチャンスだと考えて観に行けるといいなと思います。私はどうしようかな。先見中。

 

令和元年5月10日 朝の黒板メッセージ

NO.20「負けたくない」

おはようございます。2年5組が始まって、20日目を迎えました。登校日数は1年間で約200日ですから10分の1です。あと10分の9をどうするかは今日までの20日間を振り返って、決められるとよいですね。過去を見て、未来のために、今を全力で生きよ。

昨日、競泳の池江璃花子選手の公式HPが開設されました。本人はこんなことを書いています。

「正直、心が折れそうな時もあります。ですが、たくさんの言葉にはげまされ、最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちがこみ上がってきます。」

自分の気持ちが後ろ向きになった時にも頑張れるようにみんなで声をかけ合うことの大切さを感じされるメッセージですね。

 

令和元年5月9日朝の黒板メッセージ

NO.19「世界赤十字デー」

おはようございます。昨日テスト計画表を見ていて、投げやりになっている人も、こつこつ書いている人もいるなと感じました。計画を立て、実行し、反省するという一連の流れは、上級学校で最も必要な力だと思っています。今年1年かけて、それがしっかりと身につけられるように頑張りましょう。

今日、カーナビさんが何の日かを教えてくれました。実は、今日は赤十字の考え方を世に広めた中心者アンリーデュナンの誕生日なのです。以前は、戦争で傷ついた人で助かる見込みのある人も、敵であれば見殺しにされていました。でもこの人は「敵味方関係なく"人"を助けることが大切だ」と唱え、世界中に訴え続けました。目の前のことにきちんと向き合って、自分のこととして考える大切さはこの人から始まっています。今日も先見し、気づき、考え、実行しましょう。

 

令和元年5月8日 朝の黒板メッセージ

「逆転」

もし試合に負けている状態で、ツーアウトランナーなしの場面で打席が回って来た時、どんな気持ちで打席に立つ?やっぱり、ヤバいなぁとか、打てるかなぁとか不安が最初に来ると思う。それはみんな同じだよ。自信がないと言うけれど、自信がないのは普通だからね。自信がある方がおかしい。何も根拠がないのに、自信があるというのは過信だよ。ただ、自信のなさを減らすことはできる。

自分が試験を受けたときに、面接試験でフリーズ、固まってしまったことがあるんだけど、その時普通は「終わった」って思うんだろうけど、自分は「これでも合格できる自分はすごいな」って気持ちを切り替えたんだよね。だから自信があるわけじゃないんだけど、ハイ状態というか、なんか行けそうな気がするっていう状態に自分をもっていくために、普段から練習を頑張るしかないと思うんだよね。

最初に話をした、ツーアウトランナーなしの場面も、ツーストライクになってから逆転できたら、かっこいいなって思えるように頑張ってほしいわけ。自分としては、ツーアウトツーストライクからボテボテのピッチャーゴロが転がっても、ファーストでアウトの声が出されるその瞬間まで「何かある」って思い続けられるようにすることが目標。もちろん前例はない。ないからこそ、それを実現できたらかっこいいじゃん。これまで新人戦も春の大会も、逆転負けで敗れてきたのは、最後の中総体で、最後の最後に大逆転で勝つ伏線なんだと思ってる。今日から約2ヶ月、練習できるのはそのうち30日弱。自分に何ができるかを意識して頑張ろう。そのためにできることは応援するから。

 

平成31年4月30日 ソフトボール部、平成最後のミーティングより